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「実戦的なキャンペーン企画方法」【第4回-2】キャンペーンの実施概要を決める


●クローズドキャンペーンの特長と種類

クローズドキャンペーンは、購入した人だけ応募ができる、という仕組みなので、直接的に販売数を増やせるメリットがあります。そのため、販促キャンペーンの王道と言っても良いかと思います。


さらに、1人の人が短期間で購入を繰り返す商品(缶コーヒーやお菓子など)の場合は、ポイント蓄積型キャンペーンを行うことで、リピート購入率のアップを狙ったりします。

新規顧客の獲得ではなく、既存顧客をターゲットとしたキャンペーンではよく利用されています。


クローズドキャンペーンで問題になるのが、購入証明をどうやって取るか、という点になります。

現在の主流はレシート写真をアップロードして応募する方法ですが、缶飲料などでおなじみの2層シール(シリアルナンバー)、店頭でスタッフがお渡しするカードなどが主な手段となります。


レシート写真応募は2層シールなどと比較して、比較的 キャンペーン費用が安く済む利点があります。

その一方、きちんと対象商品を購入しているか、購入金額は規定を満たしているか、などの点をレシート写真から確認しなくてはいけません。現在、OCRの精度が徐々に上がってきていますが、まだ実用の域に達しているとは言いづらい状況です。


結局のところ、キャンペーン終了後にマンパワーでチェックをする、というのが実情かと思います。AIを活用した完全なOCRの登場が待たれます。









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