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「実戦的なキャンペーン企画方法」【第4回】キャンペーンの実施概要を決める

更新日:2021年11月29日

(第4回)キャンペーンの実施概要を決める

 ー 販促?認知拡大?新規獲得? 目的やターゲットに合った手法について


いよいよキャンペーンの背骨となる「実施の概要」を決めていきます。これまでの連載で、

 ・対象商品の抱える「問題点」の把握

 ・キャンペーンの目的

 ・ターゲット層

 ・訴求内容

などが明確になってきたかと思います。それらを踏まえ、どんな種類のキャンペーンにするかを決定します。

  • ここで大きなキーとなるのが、「目的」「ターゲット層」です。


●オープンキャンペーンかクローズドキャンペーンか

キャンペーンの主流を占める「販促キャンペーン」の場合、クローズドキャンペーンを行うことが多いです。

購入した人だけ応募ができる、という仕組みなので、直接的に販売数を増やせるメリットがあります。

さらに、1人の人が短期間で購入を繰り返す商品(缶コーヒーやお菓子など)の場合は、ポイント蓄積型キャンペーンを行うことで、リピート購入率のアップを狙ったりします。


新規商品の投入時などに行われる、「認知拡大キャンペーン」では、購入しなくても応募できるオープンキャンペーンを行うことが多いと思います。例えば、商品のキャッチコピーの一部を伏字にして、そこを埋めさせて応募していただくのが昔ながらのやり方ですね。


オープンキャンペーンで最近多いのは、商品を利用している写真を投稿していただき、投稿された写真をブランドサイトなどでずらりと並べてみせる、写真投稿キャンペーンです。趣味性の高い商品や、旅行・観光地などと相性が良いキャンペーンです。


新商品用キャンペーンで、よく見かけるのは「サンプリングキャンペーン」、いわゆる「お試し」です。

新規ユーザーの獲得を目的として行われますが、サンプルの発送費用などが大きくなってしまう面もあります。





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